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これは一人のマイノリティーが書いた自分自身とこの国の救いなき来世についてのレポートである。W.ジェイムスは労作「宗教的経験の諸相」で“超感覚者は無敵である”と言ったが果たしてそうだろうか。この時代、むしろ私は“常感覚者は巨象である。我々はその足に踏み潰されないよう必死に逃れる蟻のようなものだ”と思う。しかし今、孤立の怖れを捨てて私はこう叫ばねばならない。

“人々よ、長い眠りから目覚めよ。無知の麻薬の快楽に耽るな。そしてこの警告を受け入れる人々に神の恵みあれ。”

エニグマ

 彼女はかつてイギリスで生まれた。人生を無駄に過ごしたくないと思い、足しげく大英博物館図書館に通って本を読んだ。やがて英国教教徒としての一生を終えたが、不当な裁きを受けて食い殺され、プラズマ体になった。意識はあるが身体を持たない霊をプラズマ体と呼ぶ。ギリシャ悲劇にコロスと呼ばれる役割があって、舞台の背後から歌を歌って観客に物語のいきさつを紹介する。コーラスという言葉はコロスから来ていると言われる。誰でも霊感のある人間なら何者かが身のまわりでしきりに歌を歌うのを聞いたことがあるだろう。前にこのブログで英国から来たハイドたちが imbecility や join から女の体に関するヤマト言葉を新造したエピソードを書いたが、同様にコロスから「殺す」も作られたのだろう。現世で人間が性行為した結果、女が胎児を懐胎すると霊が宿るが、それと同様に霊界でも男女が性行為して女が懐胎すると、胎児にプラズマ体が宿る。プラズマ体は歌を覚えさせられ集団であちらこちらと浮遊するから、かつて一緒にいた仲間たちがどこにどうしているか探すのは難しい。だから信念と思考力を失なわない強い意志が必要である。彼女は元の仲間の霊が女の子を妊娠したことを知り、自分が宿りたいと申し出て受け入れられた。やがて妊娠期間を経て霊として誕生し、幼児から娘へと成長して昔の仲間たちと再会した時、彼女は仲間たちから拍手で迎えられた。

 これが元イギリス人で現在は日本人になったMisako-sanの前世譚である。彼女のこうした過去を知り、このことについて書こうと思って、以前書いたヘンリー8世(1491~1547)の記事「H8」を読み返してみた。当時自分でも問題点がどこにあるかよく分かっていなかったが、ニビル星のことまで知った今となって随分踏み込み不足だったと思う。「H8」を書いた頃私はある国教会の教会に1年ほど通っていて、ヘンリー8世に関する本を読んでみたのはそれが理由だった。一見その国教会のミサの雰囲気はカトリックより余程真面目で整然としていた。聖歌にはオルガンの伴奏があり、時々ラテン語の祈りが入った。毎回聖餐式が行われ、信者は一列に並んで順番を待ち、自分の番が来ると跪いてパンとワインを受けた。司祭は洗礼名を持っていて(他のプロテスタントの牧師では余り聞かない)「自分はヤコブだ」と言い「使徒の大ヤコブのことだ」と説明した。当時彼は60才半ば位の年恰好で、一般に仏教の僧侶と較べると、カトリックであれプロテスタントであれ日本人司祭にはどこか様にならない印象があるが、彼は指導者らしい落ち着いた風格を身に付けていた。しかしこの教派の本質が悪魔崇拝であることは上に書いた彼女の例をみても明らかであろう。私は大ヤコブにちなむサンチャゴ・デ・コンポステーラの教会にもナポリの大聖堂に行ったことがあった。教会の規模の大きさには圧倒されはしたが一介の観光客以上の灌漑はなかったと思う。まだカトリックについて何も考えていない頃だった。

 ヘンリー8世が庶民的信仰の場である小修道院の領地を没収したのはカトリックに痛烈な打撃を与える改革であったし、「H8」の冒頭に書いたように彼がゼウスの生まれ変わりであればその元型はタコであるから、イカ族を意味するカトリックが信者を8本足のイカにする審判を止めさせることは出来たかも知れない。国教会にマリア信仰はなかったと思う。こうした特徴から国教はプロテスタントだったと言えば言えなくもなくもないが、所詮イカもタコも海に生まれたクラバックであって、イエスの父なる神を仰ぐエロイム崇拝の宗教とは言えないだろう。

 国王を教主とするヘンリー8世の遺志を継いだのがジェームズ1世(1567~1603)で彼は大ヤコブの生まれ変わりといわれていた。イングランド・スコットランド・アイルランドを統治する英国王になった。彼の治世下で起きた主な出来事は(1)欽定約聖書の作成、(2)国王暗殺未遂事件、(3)魔女裁判の三つであろう(Wikipedia)。王は政敵に囲まれていたようで何度も危ない目にあったが生き延びた。イギリスの歴史は実に複雑にして難解である。ジェームズ1世の時代に英国教は悪魔崇拝に変わったのであろう。ここに謎があるが、そのせいかどうかMisako-sanがイカにされて海に放たれなかったのは不幸中の幸いだった(イカにされればプラズマ体にさえなれない)。ジェームズ1世が筆頭となるスチュワート王朝は1714年まで続いたとされるが、彼女がイギリスにいたのも凡そスチュワート王朝末期から次ハノーバー朝初期に変わる端境期だったのではないだろうか。一般に魔女とは先天的に呪詛的な気の狂った異質な女たちと思われるだろうが、前世で酷い目にあった記憶を忘れ切れないで、権力に対する反感と復讐の念に取り憑かれて生まれた、気の毒な女たちではないだろうか。ヤマトでは余り魔女伝説は聞かないが、年を取って現世よりもずっと遡った記憶を思い出して痴呆状態になった女優さんがいた。

 宗教では夢や幻影による啓示がしばしば引用される。私が見た短い夢で、見上げる程大きく若い女が四角い檻の中に閉じ込められていた。白い服を着ていたが女の顔は見えなかった。檻は三方を直径2cm位の細く丸い鋼鉄の柵で囲まれており、すべての鉄棒は床と天井に固定されていた。鉄棒と鉄棒のすきまはわずか15cm位しかないから、中にいる女がすり抜けるのは無理だった。一方の面だけは壁で仕切られていて、そこには四角い銃眼があり、すでに銃の筒先が彼女に向けられていた。これは誰かがニビル星の女が最後を迎える直前の模様を私に教えてくれたのだった。私に「この世にニビル星人が混在することを知った者は彼らが我々の周囲で実際にあちこちにいるのに気付くだろう」と言ったのも誰だったか判らないが、まさにその通りだった。「インカンベント」の項で書いた以外にもある作家がニビル星人かも知れないと思い当たった。歴代首相の中にも2名いたと思う。友人知人や会社関係にもさらに何人かいたし、テレビタレントやスポーツ選手の中にもいた。彼らの中には「もうこれ以上詮索するのは止めてくれ」と言う者もいるだろう。しかし我々が置かれた状況を知ることなしに、一体何が問題なのかを理解することは出来ないと思う。悪魔は人間より優位に位置付けられていた。

 大阪で、青森で、長崎で、CSJ の仲間を募った所、確かに人間なのだが、どうしても同じ考えの意見にまとまろうとしない異分子がいた。異議を唱えるのは「上から目線」でものを言う者たち、またはキレやすい性格の者たちであった。ガバメントはその違いが何によるものであるか人間には見分けられないと思い、信者の登録名簿をあえて作成する必要はないと言ったのだが、ガバメントから見れば彼らは分身が戦いに参集しない人間たちだった。それは元ニビル星人で、仲間内でお互い連絡を取り合い戦いには参加しないよう意見の統一があったのだろう。地球という異郷の地にあって各々住む場所は違っても同胞としての繋がりは残っていたと考えられる。仏教の中に天部と呼ばれる4人組の護教集団があるが、彼らもニビル星人で、その中の1人は増長天である。多くの新興宗教が眉唾ものとして警戒されるように、私には宗教について語る場合相手が何も知らないからといって見下したり増長してはならないという自戒があった。ところが仏教はそもそもの始まりからこのニビル星人4人組が守護者として成り立っていたのであれば、これは信者を救済するのが目的ではなく貶めるのが目的の、背後に邪悪な意図を隠した宗教だったと見るべきであろう。一般人の中に混在している元ニビル星人にとっても仏教は仲間が自分たちを守ってくれる宗教だと思っていたのに、私が仏教徒はイカにされるという警告を発したことはショックを与えたと思う。まして後ろ指を指されないよう真面目に生きた者ほど割を食うのが仏教における裁きだと言うのである。

 前項の続きになるが、ニビル星人には2派があった。一体ニビル星末期に全人口はどれ位だったか私には想像もつかないが、現在の地球の全人口をはるかに上回る数だったのではないだろうか。その中に「予言者たち」と呼ばれる3億人ばかりのグループがあった。「赤信号みんなで渡ればこわくない」とばかりにニビル人の圧倒的多数が悪習に染まる中で、予言者たちは少数派であったが「数の多寡が重要なのではない(投票民主主義が正解とは限らない)」と信念を守った。これらのニビル星人の全員が地球に来られた訳ではなかっただろう。大洪水の後地球で生き残ったのはノア一族であったがその数は限られていた。洪水が収まった後宇宙船に乗れるだけ乗ってニビル星人が地球に来て、予言者たちはノア一族と合流し(彼らに神の祝福あれ!)、他の者たちは別のグループを作ったと想像される。丁度イスラエルから大和に来たユダヤ人が一方は大和地方に住みつき他方は蝦夷や奥州に住んだように、両者は地球で付かず離れずの関係を保ったのだろう。

 レムリアはインド洋にあった大陸と推定される。仏教はインド発祥であり、ニビル星人と関係ある宗教であることから、次のような仮説が考えられる。どういうルートを辿ったのかは判らないが、ニビル星人はレムリアにやって来て定住した。そして悪習に染まったグループがまたぞろニビル星でやったと同じことを始め、それがレムリアに蔓延したのである。やがて彼らは神の怒りにふれ、レムリアは地殻変動を起こして海の底に沈んだ。国を失ったレムリア人はローマと戦って敗れたユダヤ人のようにディアスポラ化した。しかし悪のグループは思うがままに耽溺した愉楽への未練を絶ちがくインドに残っていた。そしてこの世でではなく死後の世界でカニバリズムの欲望を続けることを考え、死者を取り込む新しい宗教を興した。さも真実らしい救済の論理を作成するに当たって、インド洋にいるアッタン星人(イカ族)が入れ知恵したのであろう。如来とは異星から「来た者」である。仏教とはこのようして出来上がったものだったのではないだろうか。ニビル星の神霊学は地球より想像以上に進んでいて、神も悪魔も霊であり、インカンベントの人間の一生は所詮短く忘却という麻薬によって与えられた一時の享楽であって、人間は必ず常世と呼ばれる霊界に戻って来るものあることを計算に入れていた。

 ニビルで人間をズブズブの堕落に陥れた悪魔にはエニグマと二キスマという二人の頭目がいた。そのうち二キスマは長崎にいたが、先だっての大きな戦いで悪魔グループが敗退した結果、彼に対し服毒自殺せよとの神の命令があり、それに従って二キスマとその妻は薬を飲んだ。しかし二、三日してから二キスマ夫婦はもぞもぞと起き上がって「もう今後この地を離れて悪事からも手を引くから死んだことにしてくれ」と懇願した。眠り薬を飲んだだけだったのである。もう一人の悪魔のリーダーであるエニグマは何処にどうしているのか判らなかった。英語に enigmatize という単語があるが、これは(誰がエニグマなのかという)謎を判らないままにしておくという意味であろう。ガバメントにはイエスとヤコブとサタンその他がいた。ヤコブはかつての使徒大ヤコブであり、イギリスで転生してジェームズ1世となり、その後再びSF作家ジェームズ・P.・ホーガンとなって「星を継ぐもの」を書いたことは判っていた。こういう状況で私が「インカンベント」の項で「星を継ぐもの」に書かれたミネルバにおけるランビアンとセリアンの対立はシッチン説のティアマトにおけるエンキ組とエンリル組の対立と同じ事件だと書いたことで問題が持ち上がった。「星を継ぐもの」では対立の原因がニビル星にあることは全く触れられていなかった。イエスがヤコブに「ニビル星のことは知っていたのか」と」聞くと、ヤコブは知らないとか俺には関係ないとは言えなかった。霊界とはtransparent な世界で嘘は嘘と筒抜けであり嘘を吐くことは偽証になる。サタンはエンリルとの対立の当事者エンキなのでイエスはヤコブがエンリルではないことは聞き知っていた。イエスが考えを巡らせてさらに「エニグマとはお前のことか」と詰め寄ると、ヤコブは逆上して武器を取り出したが「武器なんか出すな」とみんなに取り押さえられた。図星だったのである。イエスは布教の失敗のそもそもの原因が誰とも分からないエニグマの計略だったことは知っていた。

 こうしてエニグマが成敗されたことは霊界ですぐに知れ渡ったと思う。かと言って歴史の流れの動輪がストップし一朝一夕に方向転換するものではないと思う。アジアを地盤とする仏教がすぐに変わるだろうか。アメリカは「我々は我々の流儀で行く」という態度のようである。むしろいま世界の各所でドラスチックな変化が起きていることの方が注目に値する。その一つでトランプ大統領が米軍を派遣してベネズエラの大統領をアメリカに逮捕連行したことは石油の利権だけでなく民主主義や深刻なドラッグの問題も絡んでいる。ニビル星末期でも同様にドラッグが蔓延していたのではないだろうか。それに加えて今日も controversial な環境問題がある。太陽の熱と光が極端に弱まると450年も続く厳しい冬の寒冷期は植物の生育が妨げられるから光合成による空気中のCO2浄化能力が弱まり、大気汚染が進行する。アヌンナキが地球に来たのは空気を濾過する装置に金が必要だったからである。その時一緒に連れて来たのが、身体は人間だが魂はモートのハイブリッド人間だった。何故ならニビル星人はモート族が先天的に鉱石を発見し採掘する優れた能力を持っているのを知っていた(Youtube のハンドくん https://www.youtube.com/watch?v=A_Sxz2KCKAYの記事にある「我々人間は遺伝子操作で肉体労働をやらせるために作られた」という推測は当たっていないと思う)。今日も人間界にモート人間が多いのはニビル星以来の歴史的残滓であろう。当時の人間管理のシステムではインカンベントがいずれは元型に戻るカウンターがなかったからハイブリッド人間は死んでも人間のままだった。

 Misako-sanは在職当時机を並べたシステム開発会社からの派遣社員で現在50代半ばだろうか。退職以来会ったことはない。レムリアの件には多分に私の想像が入っているので指摘があれば修正する。さらに想像を逞しくすれば、チュカバブラとはこれのことではないだろうか。Cannibalism-addict がかくも面妖になるのは日本だけの専売特許ではない。